ジップトップは漏れるってほんと?
ジップトップは液体に使えないの?
ジップトップは使いにくいのかな。
そんな人向けの情報となります。
結論からお伝えすると…
ジップトップ(ZipTop)は漏れます。
ただ、液体に使えないのではなく、液体の持ち運びができないだけです。ジップトップは立てて使用する前提となっており、横向きにすると漏れてしまうのでご注意ください。
ジップトップは完全密閉ではないため、持ち運びや携帯面での不安はあるものの、キッチンでは圧倒的な扱いやすさを誇ります。特に保存容器としては万能で、冷凍・冷蔵・レンジ・食洗機オールOKです。
本記事でわかる内容はこちら。
- ジップトップ(ZipTop)は漏れるの?
- ジップトップ(ZipTop)の3つの弱点
- ジップトップ(ZipTop)の3つの特長
- ジップトップ(ZipTop)の用途まとめ
ジップトップは、使い捨てのプラスチックバッグの環境問題に着目しつつ、子どもの安全やキッチンでの使いやすさも追求した優れもの。安心安全エコなジッパーバッグです。
ジップトップ(ZipTop)は漏れるの?
ジップトップ(ZipTop)は漏れます。
以下、公式サイトのFAQより。
Q Zip Top は中身が漏れ出てしまうことはありますか?
A Zip Top は、キッチンで使いやすいよう液体を入れても自立するよう設計されています。容器の側面に「液体を入れる際は立てて保管してください」と書かれています。(Zip Top の底面は、液体を入れても自立するよう頑丈に設計されています)Zip Top を立てて保管すれば液体は漏れませんが、液体を入れて Zip Top を逆さまにしたり、持ち運ぶようにデザインされていません。
ジップトップはスープジャーや水筒のように、液体を運ぶようにはつくられておらず、口を閉じていても横向きにすると漏れてしまいます。
購入者の口コミにも密閉できない、漏れるといった声がちらほらありました。購入前にどんな用途で使うか、目的に合うかを確認しておくと失敗しにくいでしょう。
購入者
密閉できない!!勝手に空いてます!汁物などは入れれないですね。
購入者
プラスチックタイプのジップロックより開け締めが容易ですが、密閉は難しいようです。なので、汁物保管時には転倒に気をつける必要があります(底が平たいので、安定感はあります)
購入者
ちゃんと確認しなかったのも悪いのですが、密封できません。しっかり留めても袋部分を押すと空気が出ます。長期保存には向かないと思います。
ジップトップは完全密閉ではないため、お弁当にスープを持参したり、長期保存したりには不向きです。中身が漏れたり、湿気たりする可能性があります。
一方、2〜3日以内に食べ切るなら、ラップなしで温められるほか、中身の出し入れもしやすくて便利です。食洗機でしっかり汚れが落ちるのもGood。毎日ストレスフリーで使えます。
ジップトップは持ち運びよりキッチンでの使用、および保存食より作り置き料理に適したジッパーバッグです。5,000回以上使えるほど耐久性が高く、毎日のハードユースにも耐えられます。
ジップトップ(ZipTop)の3つの弱点
ジップトップ(ZipTop)の弱点はこちら。
- 密閉性が低め → 持ち運びや携帯用に不向き
- 素材が硬め → 調理のもみ込みがしにくい
- シリコン → 色や匂いが移ることがある
ここまでのおさらいになりますが、ジップトップは密閉性が高くないため、スープなどの液体の持ち運びや、絶対に無くせない貴重品の携帯には不向きでしょう。
また、しっかり頑丈なつくりの反面、やや厚くて硬さがあり、調理時のもみ込みがしにくいです。色移りやにおい移りは、抗菌性に優れたプラチナシリコン100%なので、一般的なものよりは耐性があります。
プラチナシリコーンは硬化剤にプラチナを使用することでアウトガスの発生をほぼ抑え、臭いを無くしました。さらにはプラチナに由来する抗菌性も併せ持っています。また、引裂き強度が上がる、圧縮永久歪みが小さいというゴムとしての特性も向上しています。
引用: 株式会社シリコーンテクノ
ジップトップ(ZipTop)の3つの特長
ジップトップの3つの特長がこちら。
- 安全性が高い → 有害物質を含まない
- 環境に優しい → 5,000回以上使える
- 扱いやすい → 口を開いたまま自立
脱プラスチックの目的でつくられたジップトップは、BPAなどの有害物質が食品に溶け出すことがなく、安心して使えるのが特長です。安全性が高く、赤ちゃんの離乳食作りでも重宝します。
使い捨てのプラスチックバッグ(ビニール袋)は、1世帯の平均使用量が2,000枚と言われており、地球環境への影響が問題視されています。
ビスフェノールA(BPA)は、肥満、糖尿病、高血圧、心血管疾患など、あらゆる原因による早死のリスクの増加に関連している。 簡単な予防策には、プラスチック容器への依存を減らし、生鮮食品への依存を増やすことが含まれる。
引用: ウィキペディア(Wikipedia)
10年以上使える圧倒的な耐久性
ジップトップは1度購入すれば5,000回以上、毎日使っても10年以上使うことができます。シンプルな単体構造で壊れにくく、蓋がないので紛失の心配もいりません。
また、容器の口がパカッと大きく開いたまま、キッチン台に自立するタイプなので、入れたり出したりが楽ちん。調理ではボウル代わり、保存ではタッパー代わり、小物入れとしても使えます。
ジップトップは耐熱温度220℃、耐冷温度-30℃で、温度変化に強いのも嬉しいです。冷凍・冷蔵・レンジ・食洗機オールOK♪
ジップトップ(ZipTop)の用途まとめ
ここまでの内容を踏まえると…
ジップトップの用途はこんな感じになります。
(個人的な観点です、ご了承ください<(_ _)>)
用途 | 評価 | |
---|---|---|
保存 | 保存食 | △ / 空気が入る |
作り置き | ○ / 出し入れ簡単 | |
調理 | ボウル | ○ / 口が大きい |
低温調理 | △ / 密閉しない | |
離乳食作り | ○ / 安全性が高い | |
ランチBOX | サンドイッチ | ○ / 専用バッグあり |
スープ | △ / 横向きで漏れる | |
フルーツ | ○ / 取り出しやすい | |
おやつ | ○ / 取り出しやすい | |
ポーチ | 大きめの小物 | ○ / 出し入れ簡単 |
小さい貴重品 | △ / 口が開くかも | |
アウトドア | 食器 | ○ / 洗いやすい |
コップ | ○ / 片手サイズあり |
ジップトップの弱点と特長を押さえて、自分のライフスタイルに合うか、購入前に確認しておくと良いでしょう。また、ジップトップには4つの種類があり、目的に合わせて選ぶことで、より快適に使うことができます。
詳しくはこちらの記事にまとめてみました。
以上、
ジップトップ(ZipTop)は漏れるのかでした。
完全密閉ではないため、液体の持ち運びには使えないものの、キッチンでの大活躍をはじめ、マルチに使えるジッパーバッグです。安全性が高く、環境にも優しく、エシカルな人を中心にジップトップの輪が広がっています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。