和雲の羽毛布団がほしいけど…
プレミアムとスタンダードの違いはなんだろ。
どちらのモデルを選んだら良いのだろうか。
そんな人向けの情報です。
和雲(WAKUMO)の羽毛布団には、プレミアムモデルとスタンダードモデルの2つがあります。その名の通り、プレミアムがハイグレードで、スタンダードがノーマル。ただ、どちらも高品質の羽毛布団となっています。
5つの違いがこちら。
価格
原産地・種類
ダウンパワー(dp)
ダウン率(%)
ゴールドラベル
(。 ・ω・))フムフム
本記事の内容となります。
- 和雲のプレミアムとスタンダードの5つの違い
- 和雲の選び方!自分に合うのはどっちの布団?
和雲の羽毛布団は、どちらのモデルも一級品です。ただ、プレミアムとスタンダードで大きな価格差があり、何が違うのか気になるところ。そこで徹底調査して違いをまとめてみました。
和雲のプレミアムとスタンダードの5つの違い
和雲のプレミアムとスタンダードの違いは…
一覧にすると、こんな感じです。
項目 | プレミアム | スタンダード |
---|---|---|
税込価格 | 74,800円〜327,800円 | 52,800円〜158,400円 |
原産地・種類 | ポーランド産マザーグース | スペイン産ホワイトダッグ |
ダウン率 | 95% | 93% |
ダウンパワー | 440dp | 400dp |
ゴールドラベル | プレミアムゴールド | ロイヤルゴールド |
詳しくみていきましょう。
ヾ(@°▽°@)ノ
『価格』の違い
価格差は1.5倍〜2倍くらい
和雲は5つのサイズ(シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング)と、3つのタイプ(本掛け、合掛け、肌掛け)があり、それぞれ価格が異なります。
2つのモデルを比較すると…
シングル | プレミアム | スタンダード | 価格差 |
---|---|---|---|
本掛け | 198,000円 | 84,000円 | 114,000円 |
合掛け | 148,000円 | 69,000円 | 79,000円 |
肌掛け | 68,000円 | 48,000円 | 20,000円 |
セミダブル | プレミアム | スタンダード | 価格差 |
本掛け | 224,000円 | 99,000円 | 125,000円 |
合掛け | 164,000円 | 79,000円 | 85,000円 |
肌掛け | 78,000円 | 54,000円 | 24,000円 |
ダブル | プレミアム | スタンダード | 価格差 |
本掛け | 248,000円 | 114,000円 | 134,000円 |
合掛け | 178,000円 | 89,000円 | 89,000円 |
肌掛け | 88,000円 | 62,000円 | 26,000円 |
クイーン | プレミアム | スタンダード | 価格差 |
本掛け | 274,000円 | 129,000円 | 145,000円 |
合掛け | 204,000円 | 99,000円 | 105,000円 |
肌掛け | 98,000円 | 68,000円 | 30,000円 |
キング | プレミアム | スタンダード | 価格差 |
本掛け | 298,000円 | 144,000円 | 154,000円 |
合掛け | 228,000円 | 109,000円 | 119,000円 |
肌掛け | 108,000円 | 74,000円 | 34,000円 |
冬用の本掛け、春秋用の合掛けは、2倍以上の価格差があります。夏用の肌掛けも1.5倍程度。この価格差はどこからくるのか。ここからが本題です。
『原産地・種類』の違い
羽毛は原産地と種類で変わる
和雲のプレミアムモデルには、ポーランド産マザーグースの羽毛、スタンダードモデルには、スペイン産ホワイトダッグの羽毛が使われています。この原産地と種類で、大きく品質や価格が変わるのです。
羽毛の価値目安はこちら。
- アイスランド > ヨーロッパ > アジア
- グース(ガチョウ)> ダック(アヒル)
- マザー(親鳥)> ノーマル
アジアよりヨーロッパ、特にハンガリーやポーランドの羽毛は、評価が高いです。アイスランドのアイダーダックダウンは別格で、羽毛の宝石と呼ばれています。布団だと300万円以上することもある究極の羽毛です。
グースの方がダックより体が大きく、ダウンも大きくなるため、高品質とされます。同じ理由で、飼育期間の長いマザーの方が、高品質のモノが多いです。
雑食のダックに対し、草食のグースは油脂分が少なく、臭いがしにくいと言われています。ただ、羽毛をしっかり洗浄していれば、臭いの問題はありません。特に和雲では、清浄度2,000mm以上という、JIS基準500mmの4倍まで、徹底的に洗浄されています。
羽毛は原産地や種類で、大きく価値が変わるものの、一つの判断基準であり目安です。その品質は、ダウンパワーでわかります。
『ダウンパワー』の違い
ダウンパワーは羽毛の品質
ダウンパワー(dp)は、羽毛のふくらみを数値化したもので、数値が大きくなればなるほど、高品質の羽毛であることを表しています。
プレミアムモデル → 440dp
スタンダードモデル → 400dp
和雲の品質を知りたい人
ダウンパワーが羽毛の品質を数値化してるのはわかったけど、プレミアムの440dp、スタンダードの400dpが高いのか低いのか、よくわからないな。
自分もわかりませんでした。
ヾ(°∇°*) オイオイ
そんな時は、日本羽毛製品協同組合が発行している、ゴールドラベルの基準をみるとわかりやすいです。ゴールドラベルは、良質な日本製であることを保証する、安心の証となっています。
グレード | ダウンパワー | ダウンの混率 | 清浄度 | 酸素計数 |
---|---|---|---|---|
プレミアムゴールド | 440dp以上 | 93%以上 | 500mm以上 | 4.8mg以下 |
ロイヤルゴールド | 400dp以上 | 90%以上 | ||
エクセルゴールド | 350dp以上 | 80%以上 | ||
ニューゴールド | 300dp以上 | 50%以上 |
和雲の羽毛布団は、ゴールドラベルの中でも、最高グレードのプレミアムゴールド、次いで高いロイヤルゴールドの羽毛が使われています。
『ダウン率』の違い
ダウン率は羽毛の割合
ダウン率(%)は、羽毛布団に入っているダウンの割合です。50%以上で羽毛布団(ダウン)、50%未満で羽根布団(フェザー)となります。
プレミアムモデル → 95%
スタンダードモデル → 93%
ずばり、和雲のダウン率は高いです。
どちらもプレミアムゴールド基準になります。
グレード | ダウンパワー | ダウンの混率 | 清浄度 | 酸素計数 |
---|---|---|---|---|
プレミアムゴールド | 440dp以上 | 93%以上 | 500mm以上 | 4.8mg以下 |
ロイヤルゴールド | 400dp以上 | 90%以上 | ||
エクセルゴールド | 350dp以上 | 80%以上 | ||
ニューゴールド | 300dp以上 | 50%以上 |
ダウン率は、布団の重さに関係してきます。90%以上で高品質、80%以上あれば快適、それ以下だと羽毛布団なのに重さが気になる、そんなイメージです。
羽毛布団の快適さは、側生地(ダウンを覆うカバー)も重要です。通気性が確保できないと、折角の羽毛も機能せず、ムレるだけになってしまいます。基本的に綿一択で、ポリエステルはNG。綿でも80〜100番手の細いものが理想です。
ここまでの内容をまとめると…
- プレミアムは価格が1.5倍〜2倍くらい高い
- プレミアムはグースダウンが使われている
- プレミアムはマザーダウンが使われている
- プレミアムはダウンパワーが40dp高い
- プレミアムはダウン率は2%高い
これ以外は全て同じです。
清浄度 → 2,000mm以上(業界基準4倍)
酸素計数 → 1.6mg以下(業界基準1/3)
側生地 → 超長綿100%(100番手)
充填量 → 1.00kg(本掛けシングル)
和雲の羽毛布団は、どちらもゴールドラベルを取得済みです。プレミアムモデルがプレミアムゴールド、スタンダードモデルがロイヤルゴールドとなっており、2つとも高品質の羽毛布団であることが証明されています。
プレミアムとスタンダードの違いは、数値でみるとダウンパワー40dpとダウン率2%です。一番確実なのは使ってみることですが、選び方についても考えてみました。
和雲の選び方!自分に合うのはどっちの布団?
和雲の選び方を考えてみました。
1つはこちら。
- コスパ重視 → スタンダードモデル
- クオリティ重視 → プレミアムモデル
もう1つがこちら。
- 寒冷地・木造一軒家 → プレミアム
- 温暖地・マンション → スタンダード
ものすご〜く、シンプルに考えると…
プレミアムのが暖かい
これはダウンパワー、ダウン率、そして素材からも明らかです。単純にダウンパワーの差分40dpと、ダウン率の差分2%だけで考えても「40dp × 2% = 40.8」の暖かさ指数が変わります。
ゴールドラベル基準で考えてみましょう。
和雲(プレミアム) 440dp × 95% = 418
プレミアムゴールド 440dp × 93% = 409.2
和雲(スタンダード)400dp × 93% = 372
ロイヤルゴールド 400dp × 90% = 360
エクセルゴールド 350dp × 80% = 280
ニューゴールド 300dp × 50% = 150
羽毛布団は、軽くて暖かいことが最大の魅力です。ただ、暖かければ良いというわけではなく、自身の睡眠環境に合わせて選ぶことが必要となります。
参考までに充填量込みで計算すると…
プレミアム(本掛け) 440 × 0.95 × 1 = 418
プレミアム(合掛け) 440 × 0.95 × 0.6 = 250.8
プレミアム(肌掛け) 440 × 0.95 × 0.2 = 83.6
スタンダード(本掛け)400 × 0.93 × 1 = 372
スタンダード(合掛け)400 × 0.93 × 0.6 = 223.2
スタンダード(肌掛け)400 × 0.93 × 0.2 = 74.4
和雲の公式ページでも案内されているように、2枚掛けで調整する方法もあります。少し重くなりますが、スタンダードの本掛けと肌掛けなら、プレミアムの本掛けより暖かくなる計算です。
以上、
和雲のプレミアムとスタンダートの違いでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。