タオルに嫌な臭いが付いてしまったので取りたい。
でもお金・手間を掛かるのはちょっとという人向けの簡単な方法をまとめてみました。これからはタオルを臭わせない、そんなコツも合わせてチェックしています。
- タオルの臭い取りは熱湯殺菌が早い
- タオルを臭わせないためのコツとは
タオルの嫌な臭いに悩まされ、いろいろ試し続けた結果、もっとも簡単なこの方法に辿り着きました。タオルメーカーやタオルソムリエにも推奨されています。
タオルの臭い取りは熱湯殺菌が早い
結論からお伝えすると。
タオルの臭い取りは熱湯殺菌が簡単です。
その他の方法は、重曹や漂白剤などの用意が必要だったり、コインラインドリーに行く手間が掛かったりします。
熱湯殺菌のやり方
熱湯殺菌には4つのやり方があります。
どれも高温で臭いの原因となっている菌を死滅させる方法ですが、一番のおすすめは浴槽を使ったやり方です。
4つのやり方はこちら。
- レンジで温める方法
- アイロンがけする方法
- 鍋で煮立たせる方法
- 浴槽で熱湯殺菌する方法
食べ物を扱うレンジや鍋を使うことには、抵抗がある人も多いのではないでしょうか。また、アイロンは裏技です。多くのタオルはアイロンの使用はNG。繊維が溶けてしまう可能性があります。
そのため、浴槽で熱湯殺菌する方法がおすすめです。
具体的なやり方はこちら。
- お風呂を沸かす
- お湯を沸かす
- 浴槽にタオルを入れる
- 浴槽に沸かしたお湯を入れる
- 10〜15分ほどつけておく
- 洗濯して干す
100点満点を目指すなら、お風呂の残り湯は使用せず、事前に浴槽を綺麗にしておくと完璧です。ただ、手間が掛かるのと、最終的に洗濯するため、任意となります。
よくある質問①:どのくらい効果があるの?
「どのくらい効果があるか」気になる人も多いはず。
実際に臭くなってしまったタオルにこの方法を試していますが「臭い取りの効果はあるものの完璧ではない」というのが答えになります。
その理由は大繁殖してしまった菌はしつこく、全て取り除くのが困難だからです。ただ、臭いの元凶であるモラクセラ菌は、60度以上で死滅することがわかっています。
なので、熱湯殺菌で一定の効果が見込めます。
よくある質問②:まだ臭いのだけどなぜ?
熱湯殺菌を試したものの「まだ臭い、嫌な臭いが取れてない、濡れると臭いが復活する」といった質問もあると思います。
これは繰り返しになってしまいますが、大繁殖した菌が残っているからです。この場合は重曹や漂白剤を用いたり、コインランドリーの乾燥機で除菌する方法があります。ただ、そこまで手間と時間、そしてお金を掛けるかは自己判断です。
臭いが取れなかったタオルの使い道
熱湯殺菌で臭いが取れなかった場合、そのタイミング役目を終えたと考えるのも良いでしょう。高級タオルや下ろしたてなら粘るのもありですが、タオルは捨て時が難しいので決断も大切です。
また、そのまま捨てても良いですが、雑巾や油拭きなど、掃除用具として再利用することで、最後まで活躍してくれます。我が家は小さく切って油拭きとして使うことが多いです。
タオルを臭わせないためのコツとは
タオルを臭わせないコツについてです。
熱湯殺菌しても取り扱いが正しくないとすぐに臭くなってしまいます。新しいタオルも同じです。気を抜くとすぐに菌が繁殖し、嫌な臭いが付いてしまいます。
雑菌を繁殖させないよう注意しましょう。
このあたりを習慣化するとGood。
- 洗濯はこまめにする
- 洗濯後は速やかに干す
- 洗濯機のフタは開けておく
洗濯はため込まず、こまめにするのが良いです。洗濯槽は70%くらいが限度といわれています。詰め込むと汚れが落ちなかったり、繊維が傷んだりすることがあります。
洗濯後は速やかに干すのも重要です。せっかく綺麗にしても濡れたまま放置しておくと、雑菌が繁殖してしまいます。同様に洗濯機のフタを開けておくことで菌の繁殖を抑えられます。
もっと頑張れる人はこちらもやるとBest。
- お風呂の残りを使わない
- 洗濯槽をカゴ代わりにしない
- 洗剤の量に気を付ける
- 洗濯槽をたまに掃除する
徹底するならお風呂の残りを使わない方が良いでしょう。洗濯槽に洗い物をためると、高温多湿も相まって菌が繁殖しやすいです。
意外と見落としがちなのが洗剤の量で、多すぎても少なすぎてもダメです。洗濯機の説明書を読み返すと確実です。
ちょっと面倒な洗濯槽の掃除は、1〜2ヶ月に1回が目安となります。毎日の汚れが蓄積された洗濯槽は、専用クリーナーで綺麗にすればOKです。
新しいタオルで心機一転
臭いタオルは一旦捨ててしまう。
新しいタオルで心機一転するのも良いですね。
その際、臭くなりにくい、菌が繁殖しにくいタオルを選んでみてはいかがでしょうか。
家事に仕事に頑張っている人は、毎日きちんと洗濯をするのは難しいです。また、梅雨シーズンになると部屋干しの機会も増え、嫌な臭いが付きやすくなります。
今回は2つピックアップしてみました。
速乾部屋干しタオル
1つはUCHINOの速乾部屋干しタオルです。
本製品はその名の通り、部屋干しでも乾きやすい特徴を持っています。これだけでも嬉しいのですが、さらに抗菌防臭加工がされており、菌の繁殖による嫌な臭いを抑えてくれます。
WEB限定でコスパ重視なところも見逃せません。
ヒポポタマス
もう1つはヒポポタマスです。
ヒポポタマスのタオルは、オーガニックコットン(有機栽培綿)とバンブーレーヨン(再生竹繊維)の2種類からつくられており、吸水性が高く、防臭抗菌効果もある仕上がりです。
鮮やかで美しいカラーも魅力的。
高級タオル
敢えて高級タオルを使うのも一つの方法です。
絶対に臭くしたくない、大切に使いたいという思いから、洗濯や取り扱いの意識が高まります。その結果、雑菌の繁殖を最小限に抑えつつ、長く使うことができるでしょう。
速乾性に優れる「育てるタオル」もおすすめです。
以上、
タオルの臭い取りについてでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。