スタッシャーは使いにくいって本当？
スタッシャーが使いにくいのはなぜ？
スタッシャーを使ってみたいのだけど…
そんな人向けの情報となります。
結論からお伝えすると…
スタッシャーの使いにくさは５つの弱点にあり。
具体的には「色移り」「におい移り」「開閉のしにくさ」「洗いにくさ」「空気の抜きにくさ」です。ただ、スタッシャーには魅力的な特長がたくさんあり、使いやすさが勝るケースもあります。
そこで本記事ではスタッシャーの弱点と魅力に迫りつつ、実際に使っている人たちのリアルな口コミを徹底分析。どんな使いにくさ、使いやすさがあるかを詳しくまとめてみました。
以下の流れとなっております。
- スタッシャーは使いにくいの？５つの弱点
- スタッシャーは使いやすいの？５つの魅力
- スタッシャーのお試しはスターターセット
- スタッシャーの並行輸入品に気をつけよう
スタッシャー（stasher）は、使い捨てプラスチックごみを減らし、海や地球を守るために開発された保存容器です。2016年に誕生したアメリカブランドで、業界のパイオニアとして知られています。
スタッシャーは使いにくいの？５つの弱点
スタッシャーが使いにくいとされる理由は…
- 色移り → シリコン製品の弱点
- におい移り → シリコン製品の弱点
- 開閉しにくい → 新モデル登場で改善
- 洗いにくい → 食洗機があると便利
- 空気が抜けない → 素材が分厚くて硬い
この５つの弱点が関係しています。
（以降の評価は個人的な観点です<(_ _)>）
スタッシャーの色移り
使いにくい度：★★☆☆☆（ちょっと気になる）
スタッシャー（stasher）は、濃色の食材や料理を入れたり、温めたりすると色移りが起こります。そこまで使いにくさに直結しませんが、気になる人は気になるでしょう。
20代女性
にんじんを入れて加熱したら色移りしてしまいました。色物は注意しています。でもすごく使いやすいです。冷蔵庫で場所取らないのはいい！
スタッシャーに限らず、シリコン製品は色移りしやすいのが弱点です。そのため、スタッシャーのカラーバリエーションを活かし、食材ごとに色分けするのも１つの方法です。
スタッシャーの色移りを落とす方法はありますか？
天日干しをすることで大抵の色残りを除去することが可能です。スタッシャーを洗濯物のようにステンレスピンチなどで逆さに吊るし、1～2日光浴させてあげてください。
引用: よくある質問 – stasher Japan
スタッシャーのにおい移り
使いにくい度：★★★☆☆（やや使いにくい）
スタッシャーやシリコン製品には、におい移りの弱点があり、やや使いにくさを感じるかもしれません。それでもスタッシャーは抗菌性に優れたプラチナシリコン100％、かつ無孔質で菌が増殖しにくく、臭いが発生しにくいです。
購入者
長ネギのみじん切りを入れて冷凍していたのですが何度洗っても匂いがとれません。重曹を使えば落ちるらしいので試してみようと思いますが少し面倒なのでマイナス1。
スタッシャーは色移りやにおい移りが発生する、その前提で考えておいた方が良いでしょう。シリコン製品の定めとも言えます。
匂い移りをなくす方法はありますか？
まずは使用後に食器用洗剤少々とお湯をスタッシャーに6分目ほど入れ、口をしっかり閉めてから軽く振り、そのまま2～3時間、匂いが強い場合は半日～1日、浸け置きしてください。その後軽く洗浄して口が開いた状態でしっかり乾かしてください。
引用: よくある質問 – stasher Japan
スタッシャーの開きにくさ
使いにくい度：★★★☆☆（やや使いにくい）
スタッシャーは発売当初より「口が開きにくい」という声が多く、現在は改良版のEZシリーズが登場しています。EZシリーズは力が弱くても、指が小さくても開閉しやすい、新しいモデルです。
購入者
何回も洗えて使える点はエコだと思います。ただ、やはり口が開きにくいので調味料を入れにくい点はマイナスかと思いました。
スタッシャーの開きにくさは、新モデルの登場でやや改善されています。また、「出し入れしにくい」という声を受け、口の広いボウルタイプも登場しました。
スタッシャーの洗いにくさ
使いにくい度：★★★★☆（使いにくい）
スタッシャーは口を開いたまま固定しにくく、口が狭いことや口の部分に食べかすが詰まるなど、洗いにくいのが難点です。欧米向けにつくられた製品なので、食洗機前提の仕様になっていると言えます。
購入者
口が広く開かないので洗いづらく乾かしにくい。食洗機に入れると洗うのは可能だが他の皿やコップは乾いてるのに、これだけビショビショのまま。
日本の食洗機普及率は3割ほどで、欧米の7割に比べると圧倒的に少ないです。スタッシャーはアメリカ・カナダ・EU向けに開発されており、食洗機ベースになっています。
スタッシャーの空気の抜きにくさ
使いにくい度：★☆☆☆☆（ほぼ気にならない）
スタッシャーは一般的なジップバッグより素材が分厚くて硬いため、水圧不足で空気を抜ききれないケースがあります。低温調理に使えるものの、完全な真空状態にこだわる人は気になるかもしれません。
60代女性
調理したものをバックに入れて空気を抜いた時にまるで真空状態みたいに空気をきれいに抜けるのでとても気に入りました。
スタッシャーは完全密閉できるので、鮮度・旨味・栄養素を閉じ込められるのがメリット。自家製サラダチキンをつくるのに役立つと評判です。
ここまでの内容をおさらいすると…
- 色移り → ちょっと気になる
- におい移り → やや使いにくい
- 開閉しにくい → やや使いにくい
- 洗いにくい → 使いにくい
- 空気が抜けない → ほぼ気にならない
スタッシャーの使いにくさは、口の開きにくさや口の狭さが関係しています。特に洗うときの手間を考えると、食洗機があった方が楽ちん。開閉のしにくさは、ベストなサイズや種類を選べば、そこまで気にならないでしょう。
スタッシャーは使いやすいの？５つの魅力
スタッシャーが使いやすいとされる理由は…
- 安全性が高い → 有害物質を含まない
- 完全密閉である → 米特許技術を採用
- 何度でも使える → 約3,000回が目安
- 温度変化に強い → -18℃〜250℃まで
- 食品以外に使える → サイズと種類が多い
この５つの魅力が関係しています。
（以降の評価は個人的な観点です<(_ _)>）
スタッシャーの安全性の高さ
使いやすい度：★★★★☆（使いやすい）
スタッシャーはBPAをはじめ、BPS、鉛、ラテックス、フタル酸エステル類を含みません。食品に有害物質が溶け込み、間接的に摂取してしまうリスクがなく、小さな子どもや赤ちゃんも安心して使えます。
スタッシャーはプラスチック袋のように燃えて、有毒ガスやダイオキシンを発生する危険性もありません。人にも地球にもやさしい、安心安全エコな保存容器です。
ビスフェノールA（BPA）は、肥満、糖尿病、高血圧、心血管疾患など、あらゆる原因による早死のリスクの増加に関連している。 簡単な予防策には、プラスチック容器への依存を減らし、生鮮食品への依存を増やすことが含まれる。
引用: ウィキペディア（Wikipedia）
スタッシャーの密閉力の強さ
使いやすい度：★★★★★（とても使いやすい）
スタッシャーは完全密閉できるので、液体が漏れることも、水が入ってくることもありません。アメリカで特許取得した技術、ピンチロックシステムを採用しています。
購入者
水を入れても漏れることがないので使いかけのゴボウなど保存するにも良いです。何より使い捨てのジッパー袋を使う頻度が減ったのが良かったと思います。
スタッシャーの密閉力は、防水ケースで使えるほど優秀です。開閉部の左右が注ぎ口となっているボウルタイプもあります。スープなどの保存に使いやすいです。
スタッシャーの環境へのやさしさ
使いやすい度：★★★☆☆（やや使いやすい）
スタッシャーは3,000回を目安にリユースできます。１個2,000〜3,000円とお値段は貼るものの、使い捨てのプラスチック袋をはじめ、保存や温めのときに使うラップなど、ごみを減らせるのが魅力です。
40代女性
使いかけの野菜をポリ袋やらラップやらでくるむと、使い切ったときに毎回ゴミが出るのでどうにかしたかったんですがこれで解決です。
スタッシャーの登場により、10億枚以上の使い捨てプラスチック袋が削減されています。子どもたちの未来を守りたい、そんな想いで脱プラスチックを始める人も多いです。
スタッシャーの温度耐性の高さ
使いやすい度：★★★★☆（使いやすい）
スタッシャーは温度変化に強く、耐熱温度250℃、耐冷温度-18℃です。冷凍・冷蔵での保存はもちろん、そのまま電子レンジや湯煎で解凍できます。また、250℃以下ならオーブンの使用もOKです。
30代女性
野菜をレンジにかけて蒸すのに大変便利です。ムラなく素早くホクホクになります。デザインも可愛いですし、ラップやジップロック等の使用量が減りました。
スタッシャーは温度変化に強く、調理から保存まで幅広いシーンで活躍します。
スタッシャーの種類の多さ
使いやすい度：★★★☆☆（やや使いやすい）
スタッシャーには、さまざまなカラー・サイズ・タイプが用意されており、目的や用途に合わせて選ぶことができます。食品以外での利用者も多く、ポーチや小物入れに便利です。
購入者
いろいろなカラーがあるのも楽しいし、何といってもレンジやオーブン、食洗器も使えて便利。調理や保存、またポーチとして小物を入れて持ち歩くのにもかわいいので、色によって使い分けています。
スタッシャーは豊富なバリエーションが魅力です。使い方に合わせて選べば、圧倒的な使いやすさを発揮してくれるでしょう。
ここまでの内容をおさらいすると…
- 安全性が高い → 使いやすい
- 完全密閉である → とても使いやすい
- 何度でも使える → やや使いやすい
- 温度変化に強い → 使いやすい
- 食品以外に使える → やや使いやすい
スタッシャー（stasher）は、脱プラスチックを目指す人たちにとって、使いやすい保存容器と言えます。機能面も充実しており、エコマインドがあれば、毎日ストレスフリーで使えるでしょう。
スタッシャーのお試しはスターターセット
スタッシャーの公式オンラインストアにて、初めての人向けのスターターセットが用意されています。通常価格より安く、いろいろな種類が入っているので、お試ししてみたい人にもおすすめです。
| スタッシャー（stahser）スターターセット | |
|---|---|
| 税込価格 | |
| セット内容 | ・スタンドアップミディアム × 1 ・EZハーフガロン × 1 ・EZサンドイッチ × 2 ・EZスナック × 2 ・ポケット × 1 |
| カラー | クリア、アクア、ピンク、ラベンダー |
定番の５つのサイズを楽しめます。ただ、ボウルタイプが入っていないのでご注意ください。調理や保存メインで携帯しないなら、自立型で口の広いボウルもおすすめです。
スタッシャーの並行輸入品に気をつけよう
スタッシャー（stasher）の取扱店は多く、実店舗も通販ショップも充実しています。ただ、並行輸入品が出回っているとのことなので、正規品を買いたい人はご注意ください。
以上、
スタッシャーは使いにくいのかでした。
５つの弱点と使いにくさをおさらいすると…
- 色移り → ちょっと気になる
- におい移り → やや使いにくい
- 開閉しにくい → やや使いにくい
- 洗いにくい → 使いにくい
- 空気が抜けない → ほぼ気にならない
スタッシャーは食洗機前提に近しい仕様となっており、手洗いだと洗いにくさを感じるかもしれません。日本でも普及が進んでいるものの、欧米諸国と比べるとまだ低く、その違いが使いにくさにつながっていると考えられます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
