高反発マットレスのデメリットは2つ【選び方と失敗しないコツ】

高反発マットレスのデメリットは2つ【選び方と失敗しないコツ】

高反発マットレスのデメリットってなに?

高反発と低反発マットレスはどっちがいい?

高反発マットレスが合わなかったら嫌だなぁ。

そんな人向けの情報となります。

結論からお伝えすると…

高反発マットレスは品質がわかりにくい

その理由は、高反発であることが定量的にわからないマットレスが多いからです。その背景には家庭用品品質表示法にて、反発弾性の表示義務が課せられていないことが関係しています。

そのため、購入者側の知識が乏しいと、高反発マットレスを買ったはずなのに、硬いだけで寝心地が良くない、身体が沈みすぎて腰が痛い、寝返りしにくくて窮屈など、残念な結果に繋がりかねません。

「家庭用品品質表示法」は、消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めており、これにより消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律です。
引用: 家庭用品品質表示法 | 消費者庁

本記事でわかる内容はこちら。

  • 高反発ってなに?低反発との違い!
  • 高反発マットレスのデメリットは2つ
  • 高反発マットレスの素材ごとのデメリット
  • 高反発マットレスの選び方と失敗しないコツ
  • 【初心者向け】高反発マットレスおすすめ3選

自身は敷布団から高反発マットレスに乗り換え、現在は反発弾性60%のマットレスを使用中です。この反発弾性がどのくらいかが高反発マットレスを見極める鍵となります。

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高反発ってなに?低反発との違い!

ウレタンマットレスの反発弾性

高反発とは反発弾性が高いことを意味します。

反発弾性は元のカタチに戻ろうとする性質で、その力を反発力や弾性力と呼ぶので、反発弾性、反発力、弾性力はほぼ同義と考えて良いでしょう。

そして、JIS規格によると高反発は反発弾性50%以上です。ウレタンはJIS K 6401 耐荷重用軟質ポリウレタンフォーム-仕様、ファイバーはJIS L 4500 熱可塑性三次元網状繊維構造体 にて定義されています。

  低反発     → 反発弾性15%未満
  一般      → 反発弾性15〜49%
  高反発(高弾性)→ 反発弾性50%以上

反発弾性の調べ方は、JIS K 6400-3 軟質発泡材料-物理特性-第3部:反発弾性の求め方 で定義されており、鋼球を高さ50cmから落下させ、跳ね返った高さの割合が50%以上なら高反発となります。

これを第三者機関または自社で試験して、数値を公開してくれれば話は早いのですが、多くの高反発マットレスは非公開だったりします。その理由は先に述べた通り、法的な表示義務がないからです。

ポイントをまとめると…

  • 高反発とは反発弾性50%以上のこと
  • 反発弾性が非公開のマットレスが多い
  • 反発弾性は消費者への公開義務がない

高反発の定義を押さえたところで、高反発マットレスと低反発マットレスの違いをみていきましょう。以前は低反発マットレスが人気でしたが、近年は高反発マットレスが主流です。

項目 高反発 低反発
寝心地 硬めに感じやすい 柔らかめに感じやすい
沈んだら戻る 沈んだら戻らない
寝返り 寝返りしやすい 寝返りしにくい
踏ん張りが反発される 踏ん張りが吸収される
通気性 低反発より良い 良くない
蒸れにくい 蒸れやすい
耐久性 へたりにくい へたりやすい
寿命は5〜8年ほど 寿命は3〜5年ほど
高反発≠硬い、低反発≠柔らかいです。

高反発マットレスは、身体をしっかり支えてくれるので、ふわっとした寝心地になります。寝返りがスムースにできるのは、踏ん張りが反発力で戻ってくるから。また、沈み込んだままにならず、通気性に優れています。

一方、低反発マットレスは、身体をやさしく包み込むような、ぐんにゃりとした寝心地です。衝撃吸収の力が強く、身体にかかる負担は少ないものの、踏ん張りまで吸収されてしまうのがネック。寝返りがしにくいです。

極端な例をあげると高反発マットレスはトランポリン、低反発マットレスはビーズクッションのイメージになります。

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高反発マットレスのデメリットは2つ

高反発マットレスのデメリットは2つ。

  • 品質を見極めるのが難しい
  • 低反発より硬めに感じやすい

品質の見極めについては、反発弾性がどのくらいかをチェックすればOKです。よくわからないのであれば、JIS規格で定義されている反発弾性50%以上を目安にしましょう。

高反発マットレスが硬めに感じやすいのは、身体を載せて沈んだときに押し戻される力が強いからです。そのため、わた素材の敷きパッドを敷くなど、上面をケアすると寝心地がソフトになります。

自身が愛用中の高反発マットレスは、中芯ウレタンを厚さ2cmのカバーで覆っており、ふんわりと心地よいです。反発弾性が高いので寝返りもしやすく、毎日ぐっすり眠れています。

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高反発マットレスの素材ごとのデメリット

高反発マットレスに使われる素材がこちら。

  ウレタン (ポリウレタンフォーム)
  コイル  (ボンネル、ポケット)
  ファイバー(三次元網状繊維構造体)
  ラテックス(天然ゴム、合成ゴム)

素材ごとのデメリットを見ていきましょう。高反発マットレスのデメリットではなく、素材のデメリットなので混同しないようご注意ください。

項目 ウレタン コイル ファイバー ラテックス
通気性 △ / 低 ○ / 高 ◎ / 超高 △ / 低
お手入れ ○ / 易 △ / 難 ◎ / 超易 △ / 難
価格 ○ / 安 △ / 高 △ / 高 △ / 高
耐久性 ○ / 高 ◎ / 超高 △ / 低 ○ / 高
処分 ○ / 易 △ / 難 △ / 面倒 △ / 面倒

デメリットを整理すると…

  ウレタン  → 通気性が良くない
  コイル   → 重い、高い、捨てにくい
  ファイバー → 高い、コスパが良くない
  ラテックス → 通気性がわるい、重い、高い

一昔前まで主流だったコイルマットレスは、重い・高い・捨てにくいのがデメリットです。近年はそのデメリットを解決した、軽い・安い・捨てやすいウレタンマットレスが人気となっています。

ラテックスマットレスは、ヨーロッパでは人気があるものの、通気性がわるくて蒸れやすいのがデメリット。平均湿度が60〜70%と高い、じめじめの日本では人気がありません。

一方、ファイバーマットレスは日本にぴったりなのですが、価格が高いわりに耐久性が低めなのがネック。また、ウレタンのように手で千切れないため、捨てるときに手間がかかるのもデメリットです。

総合的にみるとウレタンが有力候補になります。ただ、将来的にはファイバーの人気が高まりそうです。コイルはホテルなどの業務用で活躍するものの、一般家庭からは徐々に消えていくかもしれません。

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高反発マットレスの選び方と失敗しないコツ

高反発マットレスの選び方についてです。
(個人的な観点となります、ご了承ください)

結論からお伝えすると…

反発弾性50%以上のマットレスを選べばOK

もっとも確実なのは実際に寝転がってみることです。ただ、近年は通販限定のマットレスや、インターネットでの購入が多く、高反発の文言だけで判断してしまうケースが増えています。

そこで初心者に提案したいのが、JIS規格で定義されている反発弾性50%以上です。この基準で高反発マットレスをみていくと、びっくりするくらい数が絞られますが、失敗もしにくくなります。

ウレタンでも非公開がほとんどの反発弾性は、コイル、ファイバー、ラテックスだとほぼわからないです。ただ、ファイバーは2020年にJIS規格が定義されたので、徐々に公開されていくでしょう。

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【初心者向け】高反発マットレスおすすめ3選

高反発マットレスのおすすめをピックアップしてみました。ここで紹介してる3つは、企業が反発弾性を公開している、かつ反発弾性が50%以上である、真の高反発マットレスです。

SOMRESTA マットレス Premium

ソムレスタのマットレス

超耐久ウレタンでつくられた高反発マットレス

税込価格:49,800円 ※シングル

SOMRESTA(ソムレスタ)は、反発弾性60%の高反発マットレスです。第三者機関のボーケン品質評価機構にて実施された試験結果を公開しています。

その他にも復元率、吸放湿性、消臭性、防ダニ性、抗菌性など、あらゆる品質テストを行い、その結果を全て包み隠さず、消費者にフルオープン。通販限定ながら大きな安心感があります。

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購入者

同価格帯のマットレスと比較して優れている反発弾性に惹かれて購入しました。ちょうどいい硬さと体圧分散を感じ、毎日の睡眠が凄く改善しています。朝起きての疲労感がほぼ無くなりました。

我が家では夫婦揃ってSOMRESTAを愛用中です。厚さ2cmの中綿入りカバーのおかげで硬さを感じることもなく、身体がふわっと持ち上げられているような寝心地で、朝までぐっすり眠れています。

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SOMRESTAの公式ショップはこちら

セルプール ハイブリッドマットレスEX

セルプールのマットレス

超通気ウレタンでつくられた高反発マットレス

税込価格:49,900円 ※シングル

セルプール(cellpur)は、反発弾性63%の高反発マットレスです。ユーカリ由来のテンセルパウダーを配合した、特殊なウレタンを使用しており、睡眠中の湿気や熱がこもりにくく、爽やかな寝心地を届けてくれます。

その通気性の高さは、低反発ウレタンの約20倍、高反発ウレタンの約1.5倍、第三者機関にて比較検証済みです。通気性が良くないウレタンのデメリットに、正面から向き合った高反発マットレスと言えます。

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購入者

このマットレスにしてから朝起きた時の腰がとても楽になりました。朝までとてもぐっすり寝れます。表面もさらさらしているのでパッド、シーツをかけて使用していますが湿度がこもることもなく快適です。

セルプールはオーストリアブランドで、日本では2011年より篠原化学さんが総代理店を務めています。そして、ハイブリッドマットレスEXは、篠原化学さんが企画から入り込んだ日本限定モデルです。

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\ オーストリア生まれの超通気マットレス! /
『セルプール』のマットレスはこちら

快眠タイムズ マットレス

快眠タイムズのマットレス

低反発と高反発を組み合わせ3層構造マットレス

税込価格:50,000円 ※シングル

快眠タイムズマットレスは、第1層の反発弾性12%、第2層の反発弾性60%、第3層の反発弾性45%でつくられています。低反発と高反発のいいとこ取りをしたマットレスです。

硬さを感じやすいデメリットを、低反発層を挟むことで改善しています。また、1層を2cmと浅くし、低反発のデメリットである沈みすぎを軽減。2〜3層がしっかり支えてくれるので、踏ん張りがきき寝返りしやすいです。

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購入者

ふわふわの触り心地に、寝た時も程よい体の沈み具合です。悩みだった、起床時の腰の痛みや頭痛などもとてもよくなりました。こどもの寝つきもよく、満足しています。

快眠タイムズマットレスは、ベッドマットレスにおすすめです。60日間のトライアルプログラムがあり、自宅で寝心地を確かめることができます。

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\ 60日間トライアルプログラムあり! /
快眠タイムズマットレスはこちら

以上、

高反発マットレスのデメリットでした。

おさらいすると…

  • 品質を見極めるのが難しい
  • 低反発より硬めに感じやすい

初心者は「高反発=反発弾性50%以上」を目安に選ぶと良いでしょう。また、素材ごとのデメリットも押さえておくとGood。ただ、ウレタン以外で反発弾性が公開されているマットレスはほぼありません。

項目 ウレタン コイル ファイバー ラテックス
通気性 △ / 低 ○ / 高 ◎ / 超高 △ / 低
お手入れ ○ / 易 △ / 難 ◎ / 超易 △ / 難
価格 ○ / 安 △ / 高 △ / 高 △ / 高
耐久性 ○ / 高 ◎ / 超高 △ / 低 ○ / 高
処分 ○ / 易 △ / 難 △ / 面倒 △ / 面倒

今回ピックアップしたのはこちら。

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良かったら御利用くださいませ。

  SOMRESTA マットレス Premium
  セルプール ハイブリッドマットレスEX
  快眠タイムズ マットレス

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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